数分間に数年かけて生まれたものを

画像


今日は前任校の柏の葉高校の生徒と国立がんセンターで演奏しました

生徒のアンサンブルのあと、私はムーンライトセレナーデを生徒と一緒に、そしてテナーの独奏でバッハの無伴奏チェロ組曲を演奏しました

私にとって無伴奏チェロ組曲をテナーで演奏するのは体力的にも、精神的にもちょっとハードです

(さらに 今日は教え子達も聴いているとなるとなかなかプレッシャーを感じますが)敢えてこの曲を演奏することに決めたのは患者さんも病気と闘っていらっしゃるのだから私も逃げない!という気持ちがありました

そして今日の演奏に個人的な思い入れが実はありました

市立柏高校の吹奏楽部に入部した当時 私はサックスを始めたばかりで同じ学年のみんなよりもずっと遅れていました

その頃も市柏吹奏楽部のアンサンブルメンバーが時々こちらの病院でコンサートをしていて いつか私も演奏に行きたいと思っていたのです

あれから何年も経って実現することになり 今は当時と違って一人の奏者として伺わせて頂いているのが不思議な感覚でした

ほんの数分間の演奏に色々な思いが凝縮された今日のコンサートです

高校生の頃に無我夢中で始めたサックスは大人になって いつからか みなさんのお役に立ちたいという思いを生んでいたことを感じた一日でした