SaxophonePlayer佐川鮎子

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zoom RSS 父の日によせて Part2

<<   作成日時 : 2007/06/18 01:44   >>

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酉年の父。

そのせいとは言いませんが早起きです。大学時代、朝がとっても弱かった私はしょっちゅう怒られていました。

大学4年生も終わる頃、武藤先生に「管打を受けるならもう少し学生をやったほうがいい。桐朋学園の研究科はどうか」と勧められました。
でも私は「親に面倒みてもらうのは大学まで、その先は自分でやらなければいけないから学費のことを考えると無理です。このまま卒業して先生のところへレッスンに通わせてもらえませんか」と最初はお断りしました。
しかし武藤先生は「お父さんによく話して御覧なさい」と言いました。

多分ダメだな、と思い父に話したらちょっと一瞬考えたようでしたが「仕方ないな」と言ってくれました。
結局2年間桐朋学園に行かせてもらいました。
修了してすぐ桐朋学園の嘱託演奏員にしてもらい、父も多少安心したようでしたが戦いはここからでした。

学生の間は色々厳しいながらも手を貸してくれました。
学生が終わってからは当然一人の社会人として扱われました。
今の時代音楽でやっていくのは厳しいだとか、夜遅く仕事があるから朝は遅くまで寝ていてもいいだとかは一切通用しません。あたりまえです。

音楽家だからって特別なことは一つも無い、と言う父の思いを常日頃感じていました。
「先生になりたくてもなれなかったならしょうがないじゃないか、でも待っているだけじゃ食べていけないのだよ。」
「世の中は甘いもんじゃない、自分でなんでもやって確かめなさい。自分がどれほどかよく知ったほうがいい。」
「人に頼らないで生きていくって思わなきゃ」

私はこれまでに色んな仕事をさせてもらい、良い経験も苦い経験も同じくらいしました。いずれにしても本当に「困った!」というギリギリまで父には相談もしません。
これまでなんどかコンサートを行ってきましたがチケットが全然売れて無くてもこぼしません。父もそれについて聞いてきません。
仕事が無い日が続いて家にいるしかない日もお互い何もいいません。

負けず嫌いな私vs父 この関係が今の私にとってプラスだったのだと思います。
肝心なところで手を貸してくれる、その手加減が絶妙だったのでしょうか。
父に対して悔しいから(笑)一社会人として、音楽を一仕事としてなんとか認められたいと現在に至っています。

経理担当だっただけあって、なんでもきっちり几帳面で頭もカチカチ。私は結構ルーズ(変なところにこだわりはあるけれど)
神社仏閣・歴史好き父に対して、私は近現代の建物や新しいもの好き。
まったく頑固でワガママで融通利かなくて嫌い、と思っていたら「お父さんに顔も性格も良く似てる」と母に言われたそんなはずないと思うけど。そうかもしれない(苦笑)

私は演奏するのが好きだし、音楽が好きです。
好きだけでなくこれらを私の仕事とするには、私の演奏や音楽が世の人に必要とされなければ。必要とするかしないかの判断は私がするのではない。父でもない。
そういったことを含めてまだ子育て中な父に寄せて。感謝。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お父様には、何かプレゼントされたんですか?写真のケーキでしょうか?
佐川さんの音楽人生は、お父様の影響がとっても大きいんですね(^_^)v。
娘のことが、気になって、心配でしょうがないんだと思いますよ〜!
そして、誰よりも、佐川さんのことを理解しているのではないでしょうか〜(^O^)。
きっと、感謝の気持ちは、分かっていらっしゃいますよ(^o^)/。
江戸川音楽愛好家
2007/06/21 08:18
江戸川音楽愛好家様
プレゼントは写真のケーキです^^甘いもの大好き、特にケーキとチョコレートは大好きなんですよ父も私も(笑)
こういった特製のプレートがついていると「お父さんは特別なんだ!」と嬉しいみたいです。もちろん言葉にはだしませんが。
これからもビシバシと見守って欲しいです^^;
あゆ
2007/06/21 23:46
父の日によせて Part2 SaxophonePlayer佐川鮎子/BIGLOBEウェブリブログ
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